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2〜3kWほどのDIYソーラーを作るとして、太陽光発電用の高価なリチウムイオンバッテリーを使う必要があるのでしょうか?

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2〜3kWほどのDIYソーラーを作る際に、太陽光発電用の高価なリチウムイオンバッテリーを使う必要があるのでしょうか?

という記事に移行しました!

  本ブログの読者から質問のコメントを頂きましたのでご紹介いたします。
 

読者M氏からの質問


2〜3kWほどのDIYソーラーを作るとして、太陽光発電用の高価なリチウムイオンバッテリーを使う必要があるのでしょうか?

また、鉛バッテリーを流用した場合とではどのくらいコストが変わるのでしょうか?

太陽光発電用のリチウムイオン蓄電池が非常に高価なので質問させてもらいました。
 

新潟おてんとサンの返答


Mさま、メッセージありがとうございます。

系統連系型ソーラー発電用の蓄電池ってすごく高いですよね。
1.6kWh(48.1V、33.6Ah)というリチウムイオン蓄電池で70万円ほどの価格になってしまいます。
もっと容量の大きな蓄電池の場合は蓄電池の代金だけで100万円を越すこともあります。

リチウムイオン電池の値段って少しイメージしにくいかもしれません。
携帯電話の電池パックって結構高価ですよね。
これが数百個も集まったような電池をイメージすると良いかもしれませんね。


一方、自作ソーラーで使われるバッテリーの多くは鉛バッテリーです。
基本的に12Vのバッテリーですね。


そもそもバッテリーの構造も材質も放電特性も全く違いますから、単純に両者は比較対象にはなりません
そこで、ちょっと無理やりになりますが、設置するソーラーパネルの規模から充電できる鉛バッテリーの個数と金額を比較してみましょう。


僕の場合は100Wのパネルで12V(40Ah)カーバッテリー4個に充電して使っています。
楽々と充電できているのでバッテリーを6個に増やしても良いと考えているくらいです。

つまり、1kW(1000W)分のソーラーパネルでは同じバッテリー40個に充電できる規模になりますよね。
このバッテリーが1個5000円だとして40個購入すると実に20万円ほどの出費になってしまいます。

これを、1kW、2kW、3kW、の3パターンの規模でザッと計算してみます。
念のため、ディープサイクルバッテリーを使った場合も計算して見ます。


1〜3kWのソーラーパネルで12V(40Ah)カーバッテリーに充電するとなると

1000W分のソーラーパネルなら
12V(40Ah)カーバッテリー40個
(合計1600Ah、1個5000円のバッテリーなら20万円)

2000W分のソーラーパネルなら
12V(40Ah)カーバッテリー80個
(合計3200Ah、1個5000円のバッテリーなら40万円)

3000W分のソーラーパネルなら
12V(40Ah)カーバッテリー120個
(合計4800Ah、1個5000円のバッテリーなら60万円)

を楽々と充電できることになりますね。


1〜3kWのソーラーパネルで12V(115Ah)のディープサイクルバッテリーに充電するとなると

1000W分のソーラーパネルなら
12V(115Ah)ディープサイクルバッテリー14個
(合計1610Ah、1個13000円のバッテリーなら18万2千円)

2000W分のソーラーパネルなら
12V(115Ah)ディープサイクルバッテリー28個
(合計3220Ah、1個13000円のバッテリーなら36万4千円)

3000W分のソーラーパネルなら
12V(115Ah)ディープサイクルバッテリー42個
(合計4830Ah、1個13000円のバッテリーなら54万6千円)

を楽々と充電できることになりますね。


ざっとドンブリ勘定ですが、2〜3kWのソーラーパネルだと上記のような多数のバッテリーに充電出来る計算になってしまうワケです。
まぁザックリな計算をした場合ですけれども。


一見高額な設備に思えるリチウムイオンバッテリーですが、鉛バッテリー数十個に匹敵する容量と考えると、それほど高くは無いように感じてしまいます。


また、直流(DC)の部分が多くなりすぎるので、システムの電圧も12Vのままというワケには行かないと思います。
欲を言えば48V程度のシステムにしたほうが、何かとシンプルな構成に出来るのではないでしょうか?


2〜3kWのソーラーパネルで発電した電力を蓄電するのは、かなりの投資が必要となりそうです。
また、趣味の100W程度のDIYソーラーとは全く別物のシステムになってしまいます。

系統連系型のソーラー発電&蓄電で、売電契約も同時に結ぶという方法も検討できる金額になると思いますし現実的かもしれません。

 

いかがでしょうか?


DIYソーラーで出来ることの限界が見えてきたような気がします。

3kWというと新潟おてんとサン家の系統連系型ソーラー発電と同程度ですからね。


本ブログでは、読者の皆様からの質問やご意見を出来るだけ記事に反映させていくつもりです。

質問やご意見などなどコメントや直メールで遠慮なくお寄せくださいね。


以上、『かんたん自作ソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。


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at 01:35, 新潟おてんとサン, よくある質問Q&A

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