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GTIの発電量を測定して集計表を作ってみよう

エレモニを使ってグリッドタイインバーターの供給電力を測定

さて、安価な『エレモニ』という積算電力計を購入したので、早速グリッドタイインバーターの給電状況を測定してみました。
ワットモニターが壊れたのでエレモニを買ってみた


明るくなり始めた5時すぎに『エレモニ』を接続して『グリッド・タイ・インバーター』の電源を入れました。

電源投入してしばらくは曇っていたので全く発電しませんでした(汗)
8時を迎えようかという頃にようやく発電&電力供給を開始しました。


朝8時、曇りの状態で『エネモニ』の電力表示は『80W』ほど。

日中は『エネモニ』の表示をチェックできなかったので、ピーク時の供給電力は分かりません。
後日チェックしてお伝えいたします。


そして17時頃に『エネモニ』の表示を確認すると、
積算電力:0.63kWh
と表示されていました。


新潟おてんとサン家の西側には他の家屋が建っていて、直置きのソーラーパネルは16時すぎにはすっかり日陰になってしまいます。

GTIもほとんど電力を供給していない状態だったので電源を落としました。


さて、『積算電力:0.63kWhというのはどんな数字なんでしょうか


発電開始の8時から電源OFFの16時までの8時間で0.63kWhの電力を供給(節電)できたということになりますね。

平均すると1時間あたり0.079kWとなります。
つまり、グリッド タイ インバーターが起動している間は常時79Wの電力を商用電源に供給していた計算になります。


この、『積算電力:0.63kWh』を電気料金にすると、

0.63kWh × 22円/kWh = 13.86円
・1日13.9円
・30日416円
・365日5059円

(電気料金の単価を22円として)


屋根に載っている系統連系型のソーラーをアシスト(節電)したと考えると

0.63kWh × 42円/kWh = 26.46円
・1日26.5円
・30日794円
・365日9658円

(売電の単価を42円として)


いかがですか・・・、意外と少ないですね(涙)
まぁお天気が悪かったってのもありますが、ちょっとした拍子抜け感は否めません。


5万円ほどで作ったグリッドタイDIYソーラーなので、系統連系型ソーラー発電のアシストをさせることで5年ほどで元が取れる計算になります。

仮に5年で元が取れてしまえば、かなりの投資回収速度だとは思います。

とはいっても、たった1日だけのデータを元に計算しただけですし、新潟のお天気は不安定ですから鵜呑みにはできません。。


ということで、しばらくは地道にログを取っていくことにします。


こんな感じでエクセルで日々の発電量を集計していきます。
グリッドタイインバーターの発電量をエクセルで集計
来年の夏ごろまでのデータを集計して、1年間でどれだけの電力を節電できたかなどを定期的にお伝えするつもりです。


さて、いかがだったでしょうか。


実験しつつレポートする期間中にグリッド・タイ・インバーターが壊れないことを祈るばかりです。


一通りの実験が終わったら、200Wソーラーパネルは24V系のDIYソーラー発電に転用するつもりでいます。
庭先に直置きだと効率が悪いですし邪魔になってしまいますからね。


何度も言いますが『グリッド タイ インバーター』は『あくまでも実験用』です。

この記事は『グリッド タイ インバーター』の使用を推奨するものではありません

参考にされる場合は、ご自身の判断で安全にDIYを楽しんでくださいね。


以上、『かんたん自作ソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。


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グリッド タイ インバーターの運用状況
2013年9月
2013年10月

at 17:40, 新潟おてんとサン, グリッドタイインバーター

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