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竜巻の発生場所の分布図と県別の発生件数を知ろう

■日本で発生した竜巻とダウンバーストの分布図
(1961年〜2012年)
日本で発生した竜巻の分布図

いかがでしょうか?

この分布図を見ると、日本全国どこに行っても竜巻が発生しているということが分かると思います。


竜巻やダウンバーストの発生は、
・暖気の移流
・台風
・寒冷前線
・寒気の移流
・気圧の谷
・停滞前線

に起因することが多いようです。

加えて、大きな低気圧の影響で発生することもあります。


竜巻は、猛烈な突風と共に時には大きな自動車をも舞い上げてしまうこともあります。
強い竜巻の場合は甚大な被害をもたらすことがあるので、ソーラー発電の設置の有無に関わらず、日本での竜巻の発生状況は気になる所です。

日本における竜巻の発生は沿岸部や平野部で多い印象があります。
また、竜巻の発生しやすい地域では海上での発生も多いようです。

ですが、茨城県より北の太平洋側では竜巻の発生件数が極端に低くなっています。


■都道府県別の竜巻とダウンバーストの発生件数
(1991年〜2012年)
地方 都道府県 発生件数
北海道 北海道 34
東北 青森県 4
東北 岩手県 2
東北 宮城県 2
東北 秋田県 17
東北 山形県 9
東北 福島県 1
関東 茨城県 10
関東 栃木県 4
関東 群馬県 2
関東 埼玉県 9
関東 千葉県 11
関東 東京都 7
関東 神奈川県 5
中部 新潟県 16
中部 富山県 3
中部 石川県 8
中部 福井県 5
中部 山梨県 2
中部 長野県 2
中部 岐阜県 4
中部 静岡県 10
中部 愛知県 16
近畿 三重県 6
近畿 滋賀県 1
近畿 京都府 2
近畿 大阪府 0
近畿 兵庫県 0
近畿 奈良県 1
近畿 和歌山県 9
中国 鳥取県 2
中国 島根県 3
中国 岡山県 1
中国 広島県 0
中国 山口県 6
四国 徳島県 3
四国 香川県 3
四国 愛媛県 1
四国 高知県 24
九州 福岡県 6
九州 佐賀県 5
九州 長崎県 5
九州 熊本県 3
九州 大分県 1
九州 宮崎県 22
九州 鹿児島県 21
沖縄 沖縄県 41

台風に起因する竜巻やダウンバーストの発生が多いため、沖縄県での発生件数がもっとも多くなっています。

次いで、面積の大きい北海道での発生件数が多くなっています。


■月別の日本で発生した竜巻とダウンバーストの発生件数
(1991年〜2012年)
竜巻の月別の発生件数
 
月別の竜巻発生件数
(1991年〜2012年)
1月 2月 3月 4月 5月 6月
件数 10 16 9 14 18 23
7月 8月 9月 10月 11月 12月
件数 32 38 70 62 37 20

9月・10月の発生件数が群を抜いています。
台風の影響で竜巻が発生するケースが多いことを物語っていますね。


■竜巻の強さを示す『藤田(F)スケール』とは?

1971年にシカゴ大学の藤田哲也博士により考案された、竜巻の風速を大まかに推測する単位です。
竜巻やダウンバーストの被害状況から風速を推定します。

F0〜F6の6段階で表す指標で、数字が大きくなるにつれて強い竜巻を示すことになります。
 
藤田(F)スケール
階級 推定風速 想定される被害
F0 〜32m/s 比較的に軽微な被害。
煙突やテレビアンテナなどの弱い構造物が損傷。木の枝が折れたり根の浅い木が傾くことがある。
F1 33〜49m/s 中程度の被害。
屋根が剥がれたり瓦が飛んでしまい、ガラス窓が割れる。根の弱い木は倒れしまったり、強い木は幹が折れたりする。移動中の自動車は道から押し出される。ビニールハウスなどは大きな被害を受ける。
F2 50〜69m/s 大きな被害。
住宅の屋根が壁ごと飛ばされ、弱い住宅は倒壊してしまう。大木が倒れたり折れたりする。自動車は飛ばされたり横転する。列車は脱線や横転することがある。
F3 70〜92m/s 重大な被害。
強い家でも屋根や壁が飛ばされ、一般の住宅は倒壊する。鉄筋の建物でも倒壊する場合がある。トラックなどの重い車両でも飛ばされる。森林の木の大半は折れるか引き抜かれる。
F4 93〜116m/s 深刻な大被害。
住宅は基礎ごと数メートル吹き飛ばされる。鉄筋の建物でも倒壊する。列車は吹き飛ばされ、自動車は数十メートルも飛ばされるてしまう。数百キロ、時には1トン以上の重量があるものが飛んでくる。
F5 117〜141m/s 甚大であり得ないほどの壊滅的被害。
強固な住宅であっても基礎ごと吹き飛ばされる。車両や列車などが数百メートルも飛ばされる。どこからともなく数トンもある大型車両やトラックが降ってくる。樹木は根こそぎ引き抜かれて飛ばされる。
F6 142〜169m/s もしも発生してしまったら、未曾有の超壊滅的な被害が予想される。
この階級を超える竜巻が発生する可能性は、非常にごく稀な割合。



■日本で発生する竜巻のほとんどはF1以下

日本国内で発生した竜巻やダウンバーストでは、これまでにF4以上の被害は観測されていません。
また、日本で観測される竜巻やダウンバーストのほとんどがF1以下の規模で、そのうちでF0の占める割合の方が大きいです。


■竜巻やダウンバーストを事前に予測するのは難しい

竜巻やダウンバーストが発生しやすい状況となっているときには、気象庁から『竜巻注意報』が発令されます。
これは『今まさに竜巻が発生するかもしれない』という状況です!

ですが、今日の観測・予報技術では、事前に竜巻の発生を知ることは難しいと言われています。

竜巻注意報が発令されるより前に竜巻が発生している場合もありますので注意が必要です。



※各データについては気象庁のHPより引用して集計したものです。


以上、『かんたん自作ソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。


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at 04:38, 新潟おてんとサン, 竜巻の分布や台風との関係など

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