沢山の種類があるソーラーパネルは何がどう違うのか?

当ブログはお引越し中です。

この記事は加筆修正して、

・新ブログのトップページ
自作DIYソーラーと太陽光発電で売電・節約・エコ人生

・新しい記事ページ
バッテリーの電圧に応じたソーラーパネルの構成

という記事に移行しました!

 

ソーラーパネルのスペックの違い
ヤフオクなどのネットオークションや通販で機器をそろえて、自作ソーラーにチャレンジしようとすると、様々な種類があってパネルなどの選択に迷ってしまいますね。

ソーラーパネルのスペックを見抜く眼力を養ってみましょう。

 

12Vのバッテリーで運用する場合

ヤフオクなどで売られているソーラーパネルのうち、〜100Wくらいのパネルであれば、そのほとんどが12Vバッテリーを充電するように設計されています。

・公称最大出力
・公称最大出力動作電圧

・公称最大出力動作電流

この3つの数値を良く見てみてください。


公称最大出力は『20W』や『100W』といったソーラーパネルの出力ですね。
公称最大出力動作電流はパネルの出力によってマチマチです。

ですが『公称最大出力動作電圧』に注目してみると、〜100Wくらいのソーラーパネルの大部分が18V前後の数値になっていませんか?


『公称最大出力動作電圧』が18V前後(17.5Vなど)のソーラーパネルは、単体や並列で使う場合は、12Vのバッテリーに充電する事を見越した電圧に設定してあるワケです。



ヤフオクのパネルを色々眺めると分かると思うのですが、

100W⇒18V、5.56A
50W⇒18V、2.78A
20W⇒18V、1.11A
10W⇒18V、0.56A
5W⇒18V、0.28A


上記のようなスペックのソーラーパネルが多いハズです。
(便宜的に、電圧を18Vに固定してW数を18Vで割ることで電流を計算しています。実際の数値は前後します。)

ソーラーパネルの出力がが小さくなるにつれて電流Aが小さくなっているだけなんです。
(例外なパネルもモチロン有ります。)

公称最大出力動作電圧が18V程度のソーラーパネルで充電するイメージ
12Vのバッテリーに充電する目的でソーラーパネルを購入するのであれば、公称最大出力動作電圧』が18V前後のものを選択すれば問題ないということになりますね。


〜200W程度のパネルは36Vほどの動作電圧になっているかと思います。
これは24Vのバッテリー(12V×2直列)への充電を目的としたパネルです。
200Wのパネルでも動作電圧が18Vといった物もあるので、購入するときには注意が必要です。

中には48Vのパネルもありますが、これは36Vのバッテリー(12V×3直列)への充電も可能なパネルといえますね。
 

24Vのバッテリーで運用する場合

さて、ここまでを踏まえた上で応用編を考えてみましょう。
24Vのバッテリーに対するソーラーパネルの選択
12Vのバッテリーを2直列にするなどして24Vのシステムを作るとしましょう。
このような場合は、どんなソーラーパネルを選べば良いのでしょうか?

200W⇒36V、5.56A
といったパネルを単体で、もしくは並列接続で、出力電圧を36Vのまま使うことが出来ます。

100W⇒18V、5.56A
といったパネルでも、2枚を直列に接続することで36Vの出力電圧を作ることが出来ます。
 

72Vのバッテリーで運用する場合
72Vのバッテリーに必要なソーラーパネル
本ブログの読者の方から質問を頂いたので、以下のようなパターンも考えてみましょう。

コムス(トヨタの電気自動車)の72Vのメインバッテリー(12V×6直列)を充電するには、どんなパネルを使えば良いのでしょうか?

『600W⇒108V、5.56A』程度のソーラーパネルがあれば、1枚のソーラーパネルでコムスのメインバッテリーをそれなりに充電することが出来そうですね。

ですが、『600W⇒108V、5.56A』というソーラーパネルはなかなか見つかりません。
つまり、複数のソーラーパネルを使って目的の電圧を作る必要があるのです。


100Wのソーラーパネルを6直列の場合
100Wのソーラーパネルを6直列
100W⇒18V、5.56A』のソーラーパネルを6直列で使うと、
600W⇒108V、5.56A』の出力が得られます。


200Wのソーラーパネルを3直列の場合
200Wのソーラーパネルを3直列
200W⇒36V、5.56A』というソーラーパネルがあれば3直列にすることで、
600W⇒108V、5.56A』の出力が得られます。


ソーラーパネルの規模が大きくなるので、それなりのチャージコントローラーなどを準備する必要がありますが不可能ではありません。


充電に時間が掛かっても良いのであれば、
20W⇒18V、1.11A』のソーラーパネルを6直列にすることで、
120W⇒108V、1.11A』という出力で充電できると思います。

上記の2パターンと比較すると、5倍以上の充電時間が必要になりますけれども。
 

さて、いかがだったでしょうか?


数字ばっかりで拒否反応を起こしてしまいそうな記事になってしまいました。

様々なソーラーパネルを上手く組み合わせて目的の出力を作るのは意外と簡単なんです。
『ソーラーパネルのスペックを見抜く眼力』を養うお手伝いになれればコレ幸いです。


以上、『かんたん自作ソーラー発電』の新潟おてんとサンでした。


【関連記事】

自作ソーラー(太陽光)発電システムの基本
自作ソーラー発電はロスとリスクの塊!?
自作に使うソーラーパネルの選定
・沢山の種類があるソーラーパネルは何がどう違うのか?
自作に使うバッテリーの選定と電圧
必読!バッテリーの種類による危険性
自作で使ったチャージコントローラーとその役割
解決!チャージコントローラーとソーラーパネルの関係
インバーターの役割って?交流と直流のおさらい
ソーラー(太陽光)発電用語集

予算1万円なら(自作初心者向き)
1万円以下の自作ソーラー(太陽光)発電システム
具体的な制作方法
充電池を使って乾電池代を節約してみよう
ZO-3(アンプ内蔵ギター)を鳴らしてみよう

予算4万円なら(DIYがお好きな方)
4万円以下の自作ソーラー(太陽光)発電システム
具体的な設置方法
自作システムに中古バッテリーを増設
自作システムに新品バッテリー増設とケーブル類メンテナンス
扇風機は何時間動かせるのか?
消費電力の高いドライヤーは使えるのか?
電動ドライバーは使えるのか?
ワットモニターで電力を計測してみよう!

番外編
プラレールを太陽光で動かしてみよう(その1)
プラレールを太陽光で動かしてみよう(その2)

もっと詳しく知りたい『バッテリー』や『ソーラーパネル』の事
バッテリーの容量、『Ah』と『Wh』って何だろう?
バッテリーの『時間率』って何だろう?
バッテリーの容量と使える電力の関係
複数接続したバッテリーの電圧と容量
30Ahのバッテリー、電力と運用時間の早見表
50Ahのバッテリー、電力と運用時間の早見表
105Ahのバッテリー、電力と運用時間の早見表
バッテリーの運用時間をエクセルでシミュレーション
複数接続したソーラーパネルの電圧と電流
ソーラーパネル発電量をエクセルでシミュレーション
バイパスダイオードと逆流防止ダイオードの違いと働き

コラム
自作ソーラー発電、初心者の心得
 

at 16:48, 新潟おてんとサン, 自作ソーラー発電の基本

comments(0), trackbacks(0), - -

スポンサードリンク